"幸せ"には鈍感でなくちゃいけない

この岡本太郎の言葉がずっと残ってました。

 

 

調べなおしたら実際は「鈍い人間だけが"幸せ"なんだ」だったけれど。

 

これは最近ひしひしと感じること。

 

僕が素敵だと思う人種は沢山いるけれど、その中でも特に心惹かれるのは、敏感な人間。言い換えると、痛みを抱えてる若しくは痛いものをきちんと痛いと感じることができる勇気ある人たち。

 

 

 

これは全然簡単じゃなくて、敏感でいるというのはとても勇気がいると思うんです。人の痛みを感じることができるということ。

 

目をつむっていれば、良いことにだけ目を向けていれば、"幸せ"だし

 

痛いものを痛いと感じる、その閾値をわざと鈍らせていれば傷つくことも少ないし、"幸せ"ではいられると思うけど、そういう人たちをたくさん見るけど、

 

そうじゃない稀有な存在が、自分の周りには沢山いて幸せだなあ、と思う。

 

そういった人たちは "幸せ" じゃなく、憧れてしまうようなちゃんとした幸せを持っているような気がして。

 

 

 

 

最後は海辺のカフカより。

なんか引用集みたいになってしまった。

 

手元に本がないから少しずれてるかもだけど、何十回と読んだから正確なはず。

 

 

 

「目を閉じちゃいけない。目を閉じても、物事はちっともよくならない。目を閉じて何かが消えるわけじゃない。それどころか、次に目を開けた時には物事はもっと悪くなっている。」